過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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224:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/10/19(金) 14:55:44.53 ID:uJWzfwxa0
>>223

「水原さん」
「はい」
「私には今の立場、燈馬想の弁護人と言う立場があります。
友人として手助けしたい気持ちはあっても軽々な事は言えません。
只、お嬢さんの事はとにかく気懸かりです」

そう言いながら姫子は携帯電話を操作する。

「面倒な事になりそうなら迷わずここに相談する事、いいですね」
「うん。有り難う」

可奈は、姫子がネット接続した弁護士会の子ども人権窓口の電話番号をメモした。

 ×     ×

姫子が帰宅し、施錠しチェーンを掛けた後、ダイニングテーブルの椅子に掛けていた可奈は、
台所の隅から菓子箱を引っ張り出す。
そして、その底からA4折り畳みの茶封筒を取り出した。

封筒には何も書かれていない。中から折り畳まれたレポート用紙を取り出し、
几帳面な文字をじっと見つめる。
気が付くと、背後に美里が立っていた。
美里が頽れそうになり、可奈が美里を抱き締め、二人は只、泣いた。

今回はここまでです。続きは折を見て。


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