過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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299:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/12/17(月) 22:37:22.47 ID:J1J7jJSn0
そろそろ最終回投下の時間です。

ミステリと言う事で空気読んでご静読いただいた方、ありがとうございました。
もう少しだけそのままで頼みます。

そもそも、一体何人読者がいたものか、そこから大変心細い話ではありますが、
最後って事ではっちゃけときます。

改めて申し上げますが、これは映画「容疑者Xの献身」他と見せた
「Q.E.D.−証明終了−」のクロスーオーバー二次創作です。

ホントウニキヅキマセンデシタカ?

時間の様です。
最終回投下、入ります。

>>296

 ×     ×

手錠をはめられて当然自由意思も無く機械的に連行され、
もうそろそろ建物を出ると言う頃か。
いい加減これ以上妙な邪魔は入らないだろう。

そう考えた燈馬想の常識は、またしてもいとも簡単に覆された。
それはそうだ。想の常識を覆す、そのために存在している様な相手なのだから
想も、想を連行していた男達も、きょとん、と立ち止まった。
目の前にいるのは、肉親以外で最も親しかった人。想がそう確信している相手。
しかし、それは間違いだった。親しかった、ではなく。

「燈馬君」
「どう、して?」

目をぱちくりさせた想の前で、可奈はあの笑顔、
でも、ほんの少しどこか寂しい笑顔を想に見せた。

「ロジックが支配できるのは機械だけ」


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