過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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33:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/13(月) 00:11:53.12 ID:epxDVnkP0
>>32

「それぐらい考えました」
「だが、その美人が真犯人だとすると、君達は苦労するだろうな」
「え?」

「普通の犯人であれば、アリバイ工作に用意したチケットの半券の保管場所にまでは気を配らない。
刑事が来る事を見越してパンフレットに挟んでおいたのだとしたら、これはかなりの強敵だ。
実に興味深い」

「それからもう一人、気になる人物がいるんです」
「内海さぁん」

情けない様に見える栗林だが、流石にまずい領域に入りつつあるらしい。

「水原可奈の高校時代の同級生が隣の部屋に住んでいるんです」
「だからぁ、それこそ物理学者の…」
「それが、警視庁のデータベースで確認した所、尋常じゃないんです。
とにかく、漫画みたいな属性がうじゃうじゃ出て来て」
「確かに、ただ者じゃない事は確かだな燈馬想」
「燈馬想?」

草薙の言葉に、湯川の表情から薄笑いが消えた。

「湯川先生?」

栗林と内海が聞き返す。

「燈馬想が水原可奈の元同級生で隣人だと言うのか?」
「ええ、そうです」
「その、同級生だったと言う二人が通っていた高校は?」
「咲坂高校です」
「少し、詳しく聞かせてくれないか?」
「湯川先生、ちょっ、湯川先生?、」

「はい。水原可奈の父親水原幸太郎は警視庁の警部として捜査一課の指揮を執っていました。
その縁で、水原可奈の友人だった燈馬想は、
高校時代に殺人事件を含むいくつもの事件で警察に捜査協力を行い、解決を手助けしています。
丁度、湯川先生みたいに」


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