過去ログ - 燈馬「おはようございます」可奈「はい、お弁当」
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35:燈可奈弁X ◆WxhrC2Qhtw[saga]
2012/08/13(月) 00:17:21.34 ID:epxDVnkP0
>>34

「…実に興味深い。まだまだ下町の工場には興味深い技術が埋もれている」
「それも、燈馬想が直接海外のメーカーに売り込んだ様なんです。
彼がアメリカ時代の友人に売り込んだ事で工場は飛躍的に増収したと」
「これだけの品質であれば、喉から手が出る程欲しがっただろうな」

「元々、工場の人間が水原可奈の知り合いだった縁で燈馬想も工場と関わって、
今は正社員として技術関係の計算なんかをやってるみたいなんですが、
その事も不思議と言えば不思議なんです。
燈馬想は十代の内から数々の特許により生活には十分過ぎる程の安定した収入を得ています」

「その金の一部は過去に収集した資料の貸倉庫代に回して、
それ以外のほとんどを貯蓄に回してるみたいだな。今はその工場の給料だけで生活してるらしい。
伝手を頼ってヘッドハンティングの関係者に聞いてみた。
燈馬想のキャリアで今の給与、待遇だと言ったらみんな呆れ返ってたよ」

「彼らしいな。ロジックの拡張でも欲したのだろう」
「彼を知ってるんですか湯川先生」

余りにも当たり前に語る湯川に、内海が核心に迫った。

「ああ、随分昔に同じプロジェクトに関わった事がある。
天才なんて言葉は迂闊には使いたくないが、
本当の天才と呼べるのは燈馬想だけだ」


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