過去ログ - 妖精さん「ぼくをおたべ」
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12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 02:32:31.16 ID:q/ehUOle0

次に気がついたのはどこか別の世界?

見回すと視界に入る見慣れたようで全然見たことのないようでもある
巨大に繁茂した植物群とかは専門外なのでスルーして。

とりあえず目の前には大きな石造りの壁があります。
造作的には自然物と見まごうような岩山なんですが、
よく見ると一辺がわたしの身長くらいもある巨大な直方体の岩がいくつも整然とまでは行かないにしても
見るからに人為的な配列で、これでもかというくらいの高さまで積み上げられているのです。

旧時代の文化遺産にしては雑な作りですが明らかに人工物のようです。
そしてその壁は右も左も遥か彼方まで続いているのです。

このような巨大構造物を作り上げる技術はとうの昔に廃れてしまっている筈ですが、
こんな巨大な物が朽ち果てずに残っていたなんて驚きです。

わたし「どこのいせきなのでしょう」

おや?
自分の発した言葉がどこか口調が舌足らずです。気絶してたせいで頭が本調子ではないのでしょう。
それはともかく、どういうわけか体力が回復してます。
とりあえず遺跡の壁にそって歩いているのですが疲れが感じられません。
これが強化された妖精さんパワーなのでしょうか? まだまだ何十キロでも歩けそうな雰囲気です。

ところで、少し歩いてみて判ったのですが、この遺跡どこかで見たような気がします。
いえ、このような石で出来た遺跡なんて一度も遭遇したことはないのですが
遺跡ではなくてもっと身近な所で見たような気がするのです。


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