過去ログ - 妖精さん「ぼくをおたべ」
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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 02:07:25.16 ID:q/ehUOle0
妖精さん「いちようせいぶんのこううんではいかんともしがたいのです」

わたし「それはつまりこの度のトラブルに妖精さんの加護は及ばないと?」

妖精さん「めいうんつきたのです」

なんてこと。非常時に助手さんと別れ別れになってしまうのは良くあることとしても、
今回は妖精さんを一人随行員に抜擢するのに成功して「これで勝てる」と内心豪語していた
出発前のわたしを思わず恨んでしまうようなこの事態はなんなのでしょう。

今は妖精さんが一人いる状況。これを「1f」と呼ぶのですが。
ちなみにfというのがフェアリーの頭文字で妖精さんの密度を現す単位だそうです。
それでこの1fの環境下では突発的な危機に対してご都合主義的に救済される確率が高まるだとか、
なんらかの回避手段を講じればそれが高確率で成功して助かるなどという現象が起きるとされています。

しかしです。
今回の危機は突発的ではなく真綿で首を絞められるようにじわじわと訪れたものであって、
なにか道具一つで回避できるようなものでもありませんでした。
妖精さんの確保に遁走していてその事前準備が十分でなかった報いなのでしょうか。
もちろん限られた時間で可能な装備は揃えたつもりなのですが、こんな絶望的に何もない状況に
陥るなんて想定外もいい所です。見積もりが甘かったと言えばそれまでですが、
この「それまで」はわたしの人生が「それまで」になってしまう程の重たい「それまで」なのです。

妖精さん確保を最優先にしたわたしの判断は決して誤りではないと信じたいのですが、
今回陥ってしまった状況はたった一人の妖精さんには荷が重過ぎたということなのでしょうか。



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