過去ログ - 妖精さん「ぼくをおたべ」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 02:10:10.49 ID:q/ehUOle0

わたし「……」

わたし「……ああ、そうですね。
     一歩も歩けないといっても休めばもうちょっとは歩けるかもしれないですね。
     疲れてるとはいえ、ちょっと鬱入って動きたくなくなっただけかもしれませんし」

妖精さん「わかりにくかったですか。まずてでつかんでもちあげてくちのまえにはこびくちを
       あけてくちにいれてそしゃくしてのみこむです」

はい。

判ってますとも。わたしの身体はまだ幻聴を聞く程の危機は訪れていません。
つまり、この妖精さんは今は無き大昔の映像文化にあったという
食品で出来た顔をもつ正義のヒーローみたいなこと言ってやがるようです。
聞き間違いじゃないかとも疑いましたが。

妖精さん「さあおたべ」

やっぱり聞き間違いなんかじゃありません。
現実逃避も空しく、妖精さんはあどけない顔をして情け容赦ない提案を突きつけています。

わたし「で、で、できるわけないでしょー!」

妖精さん「はてなぜにして」

わたし「わたしに食人の習慣はありません!
     いくらお腹が空いたからって妖精さんを食べるだなんて。
     第一本当に食べてしまったら、妖精さんいなくなっちゃうじゃないですか!
     0fになったら、わたし死にます!」


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