過去ログ - 岡部「……俺が、ラウンダーじゃない?」
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72: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:11:21.97 ID:svQSZ32v0
まゆり「オカリン……」

岡部「………」

紅莉栖「岡部……、あんた本当に疲れてるのね。あんだけ暑いのにいつも、狂気のマッドサイエンティスト、鳳凰院凶真だ! なんて飽きずに叫んでいるからついに身体壊したのよ」
以下略



73: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:12:22.32 ID:svQSZ32v0
岡部「その名を何処で聞いた!?」ガシッ!

紅莉栖「ちょ、岡部……っ、痛い……っ!」

岡部「どこで聞いた! なぜ貴様が鳳凰院凶真という名を知っている!?」
以下略



74: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:13:17.82 ID:svQSZ32v0
まゆり「……オカリン?」

岡部「なんだ、まゆり……。お前も俺の事をオカリン、だなんてふざけた名で呼ぶんだな」

まゆり「オカリン……。まゆしぃはね、いつでもオカリンの人質なんだからね」
以下略



75: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:14:03.37 ID:svQSZ32v0
岡部「余計な御世話だ」

紅莉栖「ほんと、あんたって素直じゃない」

ダル「それ、牧瀬氏も人の事言えないような」
以下略



76: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:15:27.64 ID:svQSZ32v0
岡部「(……間違いない。この世界は、俺の知っている世界ではない)」

紅莉栖「喉乾いたでしょ? あんたのお気に入りを持ってきてあげるから、それで元気出しなさい」

岡部「(……感情は、とうの昔に消してしまったつもりだったんだがな。こんなに取り乱して叫んだのはいつ以来だろうか……)」
以下略



77: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:16:32.85 ID:svQSZ32v0


紅莉栖「はい。ドクペ。これでも飲んで、気を落ち着かせなさい」

岡部「ドクペ……? なんでこんなものを」
以下略



78: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:17:33.00 ID:svQSZ32v0
岡部「……」プシュ

岡部「んぐ……」

岡部「が、っげほっ! な、なんだ、このクソまずい飲み物は!?」
以下略



79: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:18:44.45 ID:svQSZ32v0
紅莉栖「ね、橋田、まゆり。今日は岡部が疲れているようだし、解散にしない?」

まゆり「えー……、オカリンが心配だよぅ……」

紅莉栖「でも、今日ぐらいは岡部にゆっくり休んでもらった方がいいんじゃない? ほら、見るからに疲労困憊、だし」
以下略



80: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:19:48.84 ID:svQSZ32v0


岡部「(ラボから鈴羽が消えている。牧瀬が俺を見ても怯えない。この二つの事実からして考えるに、Dメールは成功したということ)」

岡部「(俺は牧瀬紅莉栖に現場を見られなかった過去を望んでいたというのに、過去は思った以上に変貌した)」
以下略



81: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:20:47.98 ID:svQSZ32v0
紅莉栖「はい、お茶。喉が渇いているのに炭酸飲料を渡したのは気が効かなかったわね」

岡部「……ああ、悪い」

紅莉栖「本当に大丈夫なの?」
以下略



82: ◆Whc/JdNwwk[saga]
2012/08/11(土) 19:21:40.68 ID:svQSZ32v0
紅莉栖「……そう。よかった」ホッ

岡部「(解せないな。ついさっき、俺はお前を気絶させ、拘束させたというのに、なぜそんなに馴れ馴れしく俺と会話しているのだろう?)」

岡部「(いや、こいつは俺の知っている牧瀬ではない。だから、ついさっき拘束した牧瀬とは別人。こいつにその時の記憶は、ない……)」
以下略



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