過去ログ - 亜美「亜美が、ずっと兄ちゃんのそばにいてあげるよー!」
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11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/10(金) 16:15:39.85 ID:KSLXr0yA0
亜美「兄ちゃん兄ちゃん!そっち行ったよ!」

P「任しとけっ」

ゲーム画面では巨大なドラゴンが俺のキャラクターに向かってちょうど突進してきている所だった。
以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/10(金) 16:17:59.06 ID:KSLXr0yA0
無言の部屋に、俺と亜美のゲーム機から流れる戦闘BGMとボタン音が響く。

ちらりと亜美の様子を見る。それはそれは真剣そのものだ。食い入るように画面を見ている。

俺も、このモンスターには気を抜くことは許されない。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/10(金) 16:20:09.28 ID:KSLXr0yA0
離れた亜美は俺の顔を見るなり、

亜美「むふふー。兄ちゃん顔赤いよー?亜美のセクシーボデーに悩殺されちゃった?」

などとのたまうので。
以下略



14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/10(金) 16:20:11.11 ID:Qg/nfPX3o
いいね


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:24:09.75 ID:R9MDWAnDO
目欄に saga で>>8のピーみたいなフィルター回避できるからどうぞ
sage saga ならsageもできるからオススメ。


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/08/10(金) 16:24:53.57 ID:KSLXr0yA0
亜美「おおっと失礼。ウチの子の充電がそろそろレッドゾーン突入のようだ……。
   すぐに充電器を取ってくる……。暫し待たれよ……」

P「おkおk」

以下略



17:ありがとう。さっそくやってみました[sage saga]
2012/08/10(金) 16:27:46.51 ID:KSLXr0yA0
亜美は……元気だなあ。本当に元気だ。

今の765プロ内で、俺に対して最も好意的に接してくれるのが亜美。
それはもちろん、亜美にとっての俺が特別って訳じゃあなくて。

以下略



18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:29:30.71 ID:KSLXr0yA0
亜美「おっ待たせー!いやぁ。この充電器のヤツ、恥ずかしがって中々姿を見せなくって……」

モヤモヤと考えていると、亜美がいつもの様に元気良く帰還してくる。
……が、すぐにその表情を曇らせた。

以下略



19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:31:45.20 ID:KSLXr0yA0
亜美「兄ちゃんホントにどうしたの?大丈夫?亜美、何かしちゃった?」

P「な、なんでも無いよ。ホントに」

亜美「なんでも無くないよ。兄ちゃんの顔見れば亜美だってすぐに分かるよ。……兄ちゃん。なんかあったの?」
以下略



20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:34:35.87 ID:KSLXr0yA0
思いもよらなかった亜美の優しさに、俺の涙腺は完全崩壊を起こした。
気づけば、無表情のままバカみたいにぼろぼろ涙を流してた。

亜美「兄……ちゃん?」

以下略



21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:40:00.18 ID:KSLXr0yA0
涙の発作が収まって、俺は顔を上げて腫らした目で亜美を見た。
亜美は何も言わずに、俺の隣に腰掛けてくる。

ぽつりぽつりと、俺は気づけば心の中まで亜美に預けようとしていた。
中学生の女の子に。大の大人が。
以下略



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