過去ログ - 亜美「亜美が、ずっと兄ちゃんのそばにいてあげるよー!」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/10(金) 16:42:55.74 ID:KSLXr0yA0
亜美「亜美は兄ちゃんがいなくなると寂しい!寂しいよ!そんなのイヤだ!
   兄ちゃんと一緒に遊ぶの楽しいもん!亜美は兄ちゃんと一緒にもっと遊びたいよ!」

亜美の言葉が俺の心に突き刺さる。

なんて嬉しいことを言ってくれるんだろう本当に。
本当に……亜美は良い子だ。

P「そっか……。そっか。ありがとな、亜美」

そう言って俺は亜美の頭にポンと軽く手を乗せた。

P「でも……さ。やっぱ皆に好かれるアイツを見てると……。敵わねえっつかね。なんか……切なくなったワケよ」

今までボロクソに言ってきたけど……。

アイツはホントに良いヤツだ。

マメで、誠実で、何よりどこまでも優しい。どこまでもお人好しなヤツ。
その気配りはアイドルのみならず、事務員、先輩女性プロデューサー、そして、俺にも及ぶ。
オマケに仕事も人並み以上にこなすときたもんだ。

分かっちまう。
アイツがあそこまで人に好かれる理由が。

そして分かっちまう。
俺とあいつとの決定的な差が。

アイツに当たろうにも、当たれる訳ない。当たる様な所なんてないのだから。
所詮は俺自身の中で生まれた、どうしようもない嫉妬心ってヤツ。
認めたくなかった。直視したくなかった。自分はそんなつまんない人間じゃないと信じたかった。

ただそれだけの事だった。


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