15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/11(土) 04:21:14.78 ID:T8SVpnRDo
「彼女たちが違和感を覚えたのは、貴方が亡くなる3か月前のことでした。
我那覇響と星井美希を連れて車で移動しているときに貴方は突然、
『もし俺の身体が管だらけになったら、それを一気に引っこ抜いて俺を終わりにしてくれ』
と言い出しだのです」
「……あぁ、思い出したぞ。
確か俺の病気が発覚した次の日のことだ」
「二人は顔を真っ赤にしてあなたのことを叱っていました」
「ああ、三人ともものすごく怖い顔をしていたのを覚えているよ」
プロデューサーがそういうと女は驚いたような顔をしました。
彼は女の顔色を窺うようにして尋ねます。
「あの、俺何かまずいこと言ったかな」
「……いえ、大丈夫です」
「ならいいんだ。しかし俺はかっこつけたがりだったんだな」
「本当に、本当に酷い方です」
よくわかりませんが、何やら女を怒らせてしまったようです。
彼はあわてて弁解を始めました。
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