17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/11(土) 04:23:06.34 ID:T8SVpnRDo
「本格的に貴方の異変に気付いたのは水瀬伊織です」
プロデューサーの要望通り、女は話を続けます
「伊織か」
「ええ、なにせ貴方が一番最初になくしかけた記憶が彼女のことだったのですから」
「どういうことだ?」
「ただ、あなたが彼女の名前をつい失念してしまった。それだけです」
「……そうだ、俺はまず伊織の名前をど忘れしたんだ」
「最初はそれでもどうにか対処することができたようですが、
彼女は自分の名前を呼んでもらえないことに不満を抱いて貴方に掴み掛りました」
「わかった、もういい」
「そうですか?」
「それでど忘れしたことがばれて伊織に思いっきり殴られた、だろ?」
「ええ。仕方ないと言えば仕方ないですが、無理のないことです」
「わかってる。そうだとは言え、申し訳ないことをしてしまった」
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