過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ!」みんな『――――またね!』【安価】
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487: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/08/19(日) 20:26:02.91 ID:I2I/CX890

 再度、場が動いたのは南二局。彼女の開眼により、場の空気が一変する。


 京純ま(((―――開いた!)))


 三人が三人、同時に神経を引き締める。

 相手は長野県個人戦第一位。魔物を除くならば、この長野で最も手強い手合い―――風越の主将に恥じない実力者だ。

 この場にいる三人は、その脅威を知っており、だからこそ最大の脅威と思い、ほぼ同時に、同じ疑問へと辿り着く。


 即ち―――須賀京太郎が把握されてるかどうか。


 もしそうなれば普段通り、読まれていると知りながら打つしかない。

 彼女の技術は異常だ。知らぬ間に翻弄され、ペースを握られている。

 ―――つまり彼女は、人を把握する事で流れを把握する。


 純(把握されていないならば、須賀を囮にする)


 天運に限るなら彼は有数。そして、流れを左右――とまではいかないが、引き付ける技術もある。


 まこ(なんなら、京太郎をアシストしても良い)


 後半、最大の脅威と成り得るのは間違いなく福路美穂子だ。その点棒を奪う事に限れば、差し込みに意味はある。


 京太郎(とにかく―――あの人の掌から、どうにかして抜け出さなければ勝機はない)


 そして彼はそれを理解しており、薄氷のような同盟を一時的に締結させる。


 美穂子(警戒されてるわね……さて、どうしましょうか)



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