過去ログ - さやか「全てを守れるほど強くなりたい」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/08/14(火) 21:55:16.05 ID:Tq/b93SP0

さやか「うーん……」


ベッドの上で天井を仰ぐ。

すん、と鼻を鳴らせば、顔の隣の、乾いて嫌な臭いが薄れた竹刀が感じられる。


さやか「顧問になんて言おっかなぁー!」


今更なんて言えばいいんだろう。

ものすごい適当な良い訳をつけて退部して、先輩にも迷惑をかけたのに。今更どんな顔で戻ればいいのか。


けれど、私が剣道部をやめるきっかけとなった恭介は、気にせず続けてほしいと言うし……。

でもまた入部すると、恭介のお見舞いにいけなくなるし……。


ああ、見舞いにいかないとしても、顧問になんと言えば……。


さやか「……」


私はベッドの脇を竹刀でばしばし当たった少し後で、ぐっすり寝た。



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