過去ログ - ほむら「いつもの病院じゃない…」
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82:[saga sage]
2012/08/20(月) 10:09:43.56 ID:8qKtL9NO0
【見滝原病院・ほむらの病室】


院長「……それで、なんだい?医学者A君」

医学者A「先日入院した、患者の暁美ほむらなんだが」

医学者A「彼女から面白いことが、多く判明した」

院長「……ほう」

医学者A「まず彼女の様態だが」

医学者A「はっきり言おう、普通ならもう死んでいる」

院長「……だが生きている」

医学者A「そうだ……四肢断裂、臓器と脳の一部損傷、視覚、聴覚、嗅覚を失いながらもだ」

医学者A「なにより、病院に搬送された時に判明したが」

医学者A「あの時点で既に彼女の体内の血液は、人間が生存するに最低限必要な血液量に達していなかった」

院長「……彼女は普通の人間ではない?」

医学者A「……へたをしたら人間ですらないかも知れない」

院長「どういうことだ?」

医学者A「これを見たまえ」

医学者Aは、半分以上濁ったソウルジェムと少し大きなグリーフシードを、手に乗せて、院長に見せ付ける

院長「宝石に、黒曜石……?」

医学者A「ただの綺麗な石ころではない」カチッ

シュゥゥゥ

院長「!?宝石が少し綺麗になった!!?」

医学者A「実は桃色の髪をした、暁美ほむらの友人が、このような謎の作業をしていてな」

医学者A「私も大変驚いた……何をしているのかと、伺うと―――」

―――大事なおまじないです

院長「……」

医学者A「院長に一つ提案が」

院長「……その『オカルト』を研究したいと?」

医学者A「本来ならこの『オカルト』を科学的に研究したいが」

医学者A「なにぶん、得体が知れない」

医学者A「何が起きるのか、私にも予測がつかない……ひとまず『オカルト』の研究は後回しだ」

医学者A「そこで」

医学者A「異常な生命力を持つ『植物人間』たる彼女を」

医学者A「人体実験に利用したい」

医学者A「医学の発展の為にな」

院長「素晴らしい」




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