過去ログ - シスター「さて、今日も吸血姫様に私の血を捧げる時間ですね。」
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[saga]
2012/08/15(水) 23:50:28.80 ID:l9tyY82DO
我が屋敷に、このシスターが住み着いてからもう数週間が経った……
そして、彼女は毎日、私にその身に蓄えてる清らかな血を捧げてくれる……
吸血姫「……シスター。」
シスター「はい?なんでしょうか?」
吸血姫「今日はどれくらい保ってくれるのかしら?」
シスター「……吸血姫様が満足する最後まで、耐えてみせるつもりです。
私は、神様を信じています。神はきっと私に、吸血姫様の試練に耐える力を下さるはずです!!」
吸血姫「そう……それは楽しみ……」
耐える……
そう、吸血行為はただ相手の血を吸うだけではない……
吸血姫「……じゃあ、失礼するわね。
………カプッ」
シスター「っ!!………はぁ……はぁ……」
吸血姫「……ん………んん」
シスター「……はぁ……はぁ……
……感じます……私の体の中に………闇が……吸血姫様の中から流れ込んでる………」
血を吸う代わりに、私の体内から闇の流れが相手の体に入っていく……
シスター「………寒い……冷たい………です………」
人間の中に闇が積もってゆけば、その人間は人ではなくなる……
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