過去ログ - シスター「さて、今日も吸血姫様に私の血を捧げる時間ですね。」
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/16(木) 00:08:53.78 ID:c9oUU86DO
私は今まで自分が血を吸う相手の命なんて考えた事がなかった……

人間一人の命なんて、どうでもよかった……



……でも、このシスターだけは違う………

シスターは今まで吸った中でも高ランクの美味な血の持ち主だから?

いや……違う……



シスター「吸血姫様、すいませんでした。
また、吸血姫様の闇に耐えられませんでした……」


吸血姫「………いいのよ。
私こそごめんなさい。もう少しで、あなたを……」


シスター「いいえ、私が未熟だったのがいけなかったのです。
私の心が弱いから、神への信仰がひ弱だったから、いとも簡単に闇に呑まれかけてしまったのです。」


吸血姫「………シスター……」


シスター「そのように悲しい顔をなさらないで下さい………」


シスターは優しい顔で、私の小さな身体をギュッと抱きしめてくれた……

温かい………シスターの胸の中……

もし、シスターが死んでしまったら、もうこんな温かい言葉も抱擁もかけて貰えなくなってしまう……



だから………私はシスターを殺したくなんかない……


吸血姫「シスター……もう、あなたの血なんか……」

シスター「吸血姫様は血をお吸いにならないと、また理性を保てなくなってしまうのですよね?

私は、吸血姫様のあんな姿をもう二度と見たくないのです………」



吸血姫「…………」


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