過去ログ - シスター「さて、今日も吸血姫様に私の血を捧げる時間ですね。」
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/16(木) 00:54:32.87 ID:c9oUU86DO
最初に頭に思い浮かんだ相手はシスターだった……

シスターのあの美味しい血を吸いたい……
いっぱい吸いたい……

全てを飲み干したい……



しかし、私の中にヒトカケラ程度に残っていた理性がそれをなんとか拒んだ


でも、血を吸いたいという欲求には耐えられず、街におりて数人の子供を犠牲にしてしまった……


その子達の死体を持って帰った私の姿を見たシスターの顔……


思い出したくない……
あんな悲しい顔のシスターを見たことがなかった……

私はそんなシスターの表情に耐えきれず、屋敷の部屋に閉じこもった

シスターは黙って、私の殺した子供達の供養をしていた……



再び、私を襲った吸血衝動……


薄れゆく意識の中で、また私は街におりようとしていた……

しかし、私の目の前にシスターが現れた

優しい顔つきのシスター……何も言わずに私を抱きしめた……


後は………覚えていない……


気が付くと、私はシスターの首元に噛み付いていて、シスターの体はぐったりとしていた


急いでシスターを部屋に運んでベッドに寝かせた


なんとか一命を取り留めたシスターは、また優しい顔で私に言った……


シスター「また……私の血を差し上げますから………」



私に……シスターの血を吸う代わりに、他人を襲うな……と、約束させた


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