27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/18(土) 00:41:28.22 ID:IiA584goo
バス停につくと、二人で自販機の影に入って雪歩を待った。
「ねぇ。雪歩にお財布あげたりしたの?」
美希が、突然何か思い出したように、質問してきた。
「いや?
ボクが選ぶなら……。
黒なんかじゃなくて、
もっとかわいいのにするよ!」
「あはっ!確かに、そうだね」
「もっとこう、フリフリな感じの……」
「それはないって思うな」
「ええっ!?いいじゃん、フリフリ」
「そういうのはちょっと……」
「へへっ。美希には、まだ早いのかもしれないね」
「……そういうことにしておいてあげるの」
こればっかりはボクの中でも譲れない部分だった。
だから、また呆れた目をされた気がしたのは、きっと気のせいなんだ。
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