28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/08/18(土) 00:43:06.73 ID:IiA584goo
「……影の中でも、やっぱり暑いの」
「うん……」
バスの時間は差し迫っている。
にもかかわらず、雪歩はまだ来なかった。
「見に行った方がいいのかなぁ」
「でも、見つかったのかもしれないよ?」
「その可能性もあるね」
「それより、そこの自販機で飲み物買おうよ!
雪歩、喉カラカラにして帰ってくるかもしれないし」
「うん、そうしよっか」
「あ。ミキの分もお願い、ね?」
「……仕方ないなぁ」
上手いこと策略にはめられたようだ。
再び財布を取り出す。
すぐ返ってくるとはいえ、無暗にお金を使うのは、やっぱり抵抗があった。
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