160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/05(水) 20:56:49.88 ID:DzkuXeuDO
クロ「喧嘩した後に忘れもんしてんじゃねーよ。ダセーぞ?」
マミ「・・・・・。」
クロ「・・・何黙ってんだよ?」
黙りこくったまま、振り返りもしない彼女に、多少苛立ちと、そして、焦りを覚える。
どうして彼女があれ程、怒りをあらわにしたのかは分からないが、これは相当怒っているようだと、クロは合点した。
─────が
マミ「あああああ!!」
事態は更に悪化していたのだと、マミから向けられた銃口を見て、クロ初めて気が付いた。
────見滝原中学 校舎内
まどか「ひゃっ?!」
さやか「なんだろうね、今の。すっごい大きな音がしたけど・・・。」
仁美「どこかで、工事でもしているのでしょうか?」
突然、どこかで大きな破裂音が聞えた。
一瞬だけ、クラスが騒めくも直ぐに元に戻る。
嫌な予感がして、まどかは窓の外を見た。
空は、全てが遠く感じるくらい青かった。
────校舎裏
一発目は、右目の上あたりに着弾した。
金属同士が激しくぶつかりあう音と共に、文字どおり目に火花が散る。
至近距離でまともに銃撃を食らったためか、身体が激しくのけぞる。
その際に、またもやマミが銃を構えている姿が目に入った。
敢えて衝撃に逆らうことはやめたクロはそのまま地面を転がりマミから離れる。しかし、二発、三発、とまだ弾丸は身体をかすっていった。
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