245:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/11(火) 23:15:51.14 ID:MpMpt9nDO
クロ「へんだな」
マミ「えぇ、いつもより歯切れが悪い、というか・・・」
まどか「いろいろあるんです。さやかちゃんにも」
歯切れが悪いのは、まどかも同じである。
さやかの事情というものを知っているとすれば、それは彼女なのだが、どうにもまどかに語るつもりはないようだ。
マミ「そう・・・、じゃあ今はあまり気にしないでおきましょう。それじゃ、まどかさん?」
まどか「はい?」
今はまだ何も聞けるような立場ではないことを悟ったのか、マミも話題を変えることにした。
まどかもさやかも、話したいときに話せばいいのだから。
それに、あまり長居をしてもらうのも、落ち着かない。
マミ「まどかさんにも色々あると思うし、今日はこれくらいにしておきましょうか」
遠慮しているわけではなかったが、いつまでもまどかの厚意に甘えるわけにいかない。
今のところ、マミにできることは、まどかが気に病まない程度に、彼女の時間を尊重することであった。
まどか「マミさん・・・。はい!じゃあクロちゃんは私が責任を持って預かります」
勿論、まどかだってそれは分かっているのだ。
クロ「じゃあな、マミ」
マミ「えぇ、クロもまどかさんに迷惑をかけちゃダメよ。それと・・・」
────キュウべえのこともよろしくね。
その言葉に、クロは黙って一言だけ「あぁ」と返事をした。
煮え切らない、こんな言い方をするのは今までなかったことである。
まどかもマミもひっかかった。
しかし
クロ「お前も、寝てばっか、食ってばっかだと、また太るぞ」
この一言により、全てがうやむやになった。
────見滝原総合病院・受付
看護婦「あら、銃声?」
看護婦B「たぶん巴さんの病室ね。よくあるのよ。また、注意しなきゃね。」
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。