28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/08/20(月) 02:10:20.24 ID:ywPrGTLDO
クロ「おい!?マミ!!」
こちらには目もくれず、声も耳に入らなかったかマミは駆け出してしまった。
クロ「チィ!待てってーのコラ!!」
そして、クロもまた駆けていった。
─────ショッピングモール・工事中の区画
ハァ、ハァ、ハッ、ハァ
息が途切れる、喉に薄い膜が張りついたような不快感に呼吸が途切れそうになる。しかし、それでも立ち止まる訳にはいかない。
この腕の中で苦しんでいる小さな命を守るために。
青髪の少女「何よあれ!コスプレ女で、動物虐待ってどうかしてんじゃないの!?」
吐き捨てるように言い放った少女が、青い髪を揺らしながら必死に走っている。鬼気迫るという言葉が今の自分たちにはおあつらえ向きだと、『鹿目まどか』は思った。
友人である『美樹さやか』について、このショッピングモールに訪れたが、そこで自分に助けを求める声を聴く。
その声のする方に向かうと、傷だらけの不思議な動物が、さらに、その動物を襲っていたの自分の学校に転校してきたクラスメイトで────。
説明してもしきれない、これ即ち、ピンチである。
さやか「ここまでくれば・・・大丈夫かな?」
息も絶え絶えにたどり着いた場所は薄暗い、まだ工事の済んでいない区画。
一体、あのショッピングモールのどのあたりなのかはさっぱり分からないが、今のところ人の気配はなく。あの転校生近づいている訳ではないらしい。
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