286:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/15(土) 16:58:04.62 ID:x4TlW7RDO
さやか「うん、良いけど・・・どうして?」
恭介「窓の外が、見たいんだ」
不思議そうな顔をしたものの嫌な顔を一つせずに、彼女は僕の身体を支えてくれた。
ゆっくりと、身体を窓に近付けた。
日の光が、目に突き刺さって痛いほどだった。
その時、見えたものは、桃色の髪をした少女と、黒猫が転げ回るように駆けていく光景。
それは、胸が痛いほど、羨ましくなる光景だった。
軽やかに走る少女と、自由に跳ねるように駆ける黒猫。
見てみたのはいいが、少し辛かった。
動かない左腕が、また少し痛んだ気がした。
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