341:と思いましたが投稿
2012/09/23(日) 22:20:09.28 ID:JFfDPgdDO
QB「へぇ……、なんとなく分かったよ。《君らしさ》がね」
ギリギリと押しつぶさんばかりに喉を押さえ付けられていながら、キュウべえは何でもないように口を開いた。
痛みは感じていないらしい。
QB「どこまで知っているのかな?」
確認するようなキュウべえの言葉、そして、かつてマミの部屋で感じた観察するようなのっぺりとした視線を目の前から感じる。
クロ「臭いだよ。この街のそこらじゅうから感じるぜ?てめーのうさんくせぇ臭いがよぉ」
QB「なるほどね……、少し君を誤解していたよ。ただの人形じゃなさそうだ」
感心したような言葉を吐くが、まるで、そう、まるで感情が籠もっていない。
ただ単に、こういう場合は、どう言えばいいのか、マニュアルに書かれていることを声にだして読んでいるようなものだ。
QB「ただ、これ以上は君のためにはならない」
クロ「あぁ?」
キュウべえは顔をそらして、何かを待つように黙り込んだ。
「な、なにやってんだよ!!」
そして、彼女はやって来た。
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