344:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/09/23(日) 23:18:24.27 ID:JFfDPgdDO
さやか「何が目的なのよ……!どうして、こんな酷いことを」
倒れたままのキュウべえを抱きかかえながら、さやかは怒りを露にする。
しかし、クロはクロでとんだ茶番に巻き込まれてしまったことに軽く後悔していたため、その態度が逆に、彼女の神経を逆撫でした。
さやか「説明しなよ!」
クロ「さぁてね。気に食わねーってのが、一番だな」
その言葉は、ある意味クロの本心であった。
正直の所、クロはキュウべえがくだらないことを始めようとしていることまでは分かっていたが、具体的に何をどうしようとしているのかまでは分からなかった。
つまり、これは近くにいる少女達に危害が及ぶ前になんとか蹴をつけようという、クロなりの宣戦布告だったのだが、多少失敗したようだった。
言葉も、その態度も、彼女には全てが、気に入らなかった。
さやか「気に入らない?ただそれだけで………、ふっざけんなよ!!」
怒れる彼女から向けられる敵意に意をかえさずクロは口笛を吹かんばかりにとぼけた顔をしていた。
そして、とうとうさやかがキレそうになった時
QB「別に構わないよ」
今まで黙っていたキュウべえが喋りだした。
さやか「キュウべえ!?」
心配そうに声をかけるその姿が、『いかにも』で反吐がでそうなクロであったが、取り敢えずその場は押さえることにした。
クロ「イヤぁな、臭いだなコイツぁ」
QB「魔女が来ている」
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