357:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/09/25(火) 17:00:31.51 ID:Rwkn3+0DO
QB「見に行くかい?」
さやか「え?」
腕の中からこちらを見上げるキュウべえが、淡々とした口調で提案する。
QB「さやかが魔法少女になりたいのであれば、彼が一体どういうモノなのかを知る価値はあるんじゃないかな」
さやか「アイツが……どういうものか?」
確かに、自分は、あの黒猫がどういったものかは、分からない。
比較的にあっさりと、まどかや、あのマミでさえ彼の事を信頼した。
もしかしたら、間違っているのは自分なのだろうか?
そして、彼女達が間違っていた場合、自分はどうするべきなのか。
脳裏に、一人の少年の姿が浮かんだ。
さやか(願い……)
意を決して、さやかはキュウべえを見た。
さやか「キュウべえ、魔女はどこにいるの?」
────廃工場内
抵抗虚しく、まどかが仁美に連れてこられた場所は廃工場だった。
何故彼女は、自分とは縁遠い場所に、迷うことなくたどり着くことができたのか。
ここに来るまでの彼女はまるで何かに呼び寄せられているかのようだった。
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