613:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/10/15(月) 20:04:33.26 ID:HJYENQZDO
後もう少しだった。
何が自分の邪魔をした?
あの魔女の能力か何かか?
自分は何を読み違えた。
片手をついて身体をお越し、前を睨む。
そして、その光景はクロにとっては驚きだった。
クロ「おいおい、マジかよ」
そこにいたのは隠れんぼで見つかった事でする事がなくなったのか命を落とす寸前だったとも知らず、先程の魔女が落書きをしている。
そして、もう一つ
まるで神に祈りを捧げるような姿をしているその身体は炎に焼かれた人柱の如く真っ黒に染められている。
そして、身体中からは木の枝のよく似た形をした触手が何本も枝分かれしながら生えている。
クロ「……魔女が二匹も出るなんて聞いてねーぞ」
自分は魔女の事などよく分からない。
しかし、これは恐らく十分に異例の現象ではないだろうか。
一つの結界は、一匹の魔女が形作る。
一匹の魔女は、己の世界を一つの結界に投影する。
これは、一体なんだ。
クロ「しかしまぁ、やるっきゃねーよな」
地面に落ちたままの剣を拾いあげる。
戦いはもう始まっているのだ。
今更、敵の数が増えようがどうなろうがそれは、敗北の理由にはならない。
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。