685:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/03(土) 20:54:46.24 ID:0JokThSDO
詢子「はわわわわわ」
知久「はわ?」
知久の顔を見た途端、詢子はいきなり顔を真っ赤にして布団に丸く包まってしまった。
何故そうなるのかと妻の考えを図りかねたが、すぐに思い当たる節が出てきた。
クスリと笑って知久は身体を起こす。
知久「どうしたの詢子さん?出ておいで」
優しく問いかけてみれば、プルプルと震えている布団の中から拗ねたような声が聞こえてきた。
詢子「いやだ。またいじわるするつもりだろ!」
寝起きでまだ舌も回らないのだろうか。
多少舌足らずだが、しかしそれでも拒否を告げてくる。
そんなに昨夜のアレは堪えたようだ。
少し反省、少しだが。
知久「意地悪なんてしないよ?」
詢子「うそちゅき」
おや、本格的に舌が絡まっているようである。
知久「嘘じゃないよ。僕は詢子さんが大好きだから、そんな事しないさ」
詢子「……ほんとに?」
布団からほんの少しだけ顔を出して上目遣いでこちらを見ている。
化粧は落とすと普段よりも幼い顔立ちになる彼女は、そこを嫌がってはいるものの、こうなった以上とても可愛い。
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