811:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/11/22(木) 23:48:04.69 ID:xUu1tlmDO
クロ「しかし、まぁ。長引いたもんだな」
マミ「……ごめんなさい」
マミはクロの言いたい事が分かって、クロはマミが何故謝ったのか分かった。
だから、お互いに黙りこんだ。
クロはもう、これ以上言う事はないという思いからだったが、マミはどうやら少し違うらしい。
クロはため息をついてマミに目をやった。
マミ「怖くなったの。このままここにいれば戦わなくても済むかもしれないとか、学校に行かなくても済むとか思ったら」
クロ「学校は知らん。だが、戦うのはオイラがやるって言ったろうが」
それに変わりはない。
ここから先も変えることもないだろう。
学校に関しては、行ってもらうが。
マミ「……違うの」
マミは首を振った。
まったくどうにも、彼女の悩みは尽きる事はない。
だが、それで良いのかもしれない、ともクロは思いながらマミに近付いていく。
マミ「だって、ここから出たら。私はまた一人だもの。学校に行っても、家に帰っても、それならいっそ」
クロ「はぁ?学校でぼっちなのは当然だろーが、なんで家でまでぼっちなんだよ」
ピョンッとクロは一足飛びでマミのベッドの上に飛び乗った。
近くで見ればマミは少し涙目だ。
調子が狂いそうになるが、なんとか持ち直した。
1002Res/761.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。