946:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/19(水) 14:22:49.04 ID:5s7jWz1DO
クロ「OK、とっと作ってこい」
マミ「うんっ」
ちょっと待っててねと言ってクロを床に降ろした後、彼女はキッチンに向かって走って行く。
マミ「あ」
その途中で思い出したのか追い越した知久に駆け寄る。
そんな少女に微笑みながら、知久は手に持ったビニール袋を渡した。
慌てていたのか、楽しみで気が急いていたのかは分からないが、女はどうしてあんなに料理をしたがるのだろう。
そんな風にクロは考えるが、よくよく思い出してみればここの家主である詢子はまったく家事をしていなかった。
できないのか、やらないのか少し気になる。
まどか「あれ、どうしてマミさんはパパの事を名前で呼んでいるのかな?」
マミの姿が見えなくなってから、ふと思い出したようにまどかは抱いていた疑問を口にした。
あまりにも自然に会話が為されていたせいであまり疑問を抱いていなかったことだが、やはり気になってしまう。
さやか「あぁ、そう言えば」
知久「それはね、僕からお願いしたんだよ」
まどか「それは、まぁ分かるけど」
あのマミが、初対面の人間、しかも友人の父親をいきなり下の名前で呼ぶような非礼はしないだろう。
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