978:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/28(金) 21:42:06.72 ID:KvUi8DZDO
さやか「むぐ、むぐぐぐ!」
何かを伝えたいようだが、言いたい事は伝わらない。
分かるのは、さやかは割と脂っこいものでも平気でいけるという事だけだ。
マミ「あら、随分と手が早いのね。直ぐに食べないと私の分までなくなっちゃうわ」
さやか「むぐ〜(マミさ〜ん)」
笑顔、笑い声がもう一度弾ける。
からかわれている立場のさやかも、口の中にある物を咀嚼して飲み込んでから笑った。
それから、各々が食事の挨拶をして、目の前のご馳走を切り崩し始めた。
そんな様子を、少し離れた場所から、彼らは眺めていた。
かぐら『あうー、おいしそうだよー』
ほむら『あーあ、羨ましいな』
クロ「言うな」
楽しげな声が行き交う机を遠くから覗きこむようにして見つめているのは、いつもの三匹である。
普段こそ騒がしいか、又はせわしないかのどちらかの彼らであるが、今は珍しく軒並みテンションが低い状態である。
その理由は実に単純。
猫達の目の前に並べられたキャットフード、そして人間達が食べているご馳走の数々。
猫の目から見ても、どちらが美味しそうなのか、その目には明らかである。
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