過去ログ - 春香「ねぇプロデューサーさん?」
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47:1/2[saga]
2012/08/24(金) 01:09:57.92 ID:+gymnPO2o
【YO.DA.RE】

「すぅ……すぅ………」

小鳥さんが眠りに付いて、大人しくなったのは大変好ましい状態だが、
いくら小鳥さんが軽いとはいえ、流石に長い距離をおんぶして歩くのは辛い。

それに背中で受けるやわらかな感触と、両手に伝わるフトモモの弾力、
さらに小鳥さんの吐息が俺の首筋を擽っており、そうすると俺の中の狼がメキメキと……

「う〜ん……ぷろりゅーしゃーしゃん」

「っとマズイマズイ」

危うく間違いを……ってそんな度胸は無いんだけども。

「小鳥さん? もうすぐ着きますからね」

「…………って」

「はい?」

相変わらず舌足らずで呂律も回らず、加えて音量の小さな声で何かを話す小鳥さん。
酔っ払いの戯言といえど、聞き漏らすといろいろ面倒なことになりそうだ………。

「私らって、ぷろりゅーさんと………」

「俺と?」

「れも……ぷろりゅーしゃんは私のことなんて……げふぅ
 きっと、絶対、なぁ〜んとも思ってないんれすよ」

「…………」

「わらしとなんて釣り合いがとれらいんれすよ
 しょれなのに律子しゃんったら『食事に誘え』れすってぇ………」

急に饒舌になった小鳥さんだが、それよりも話の内容が気になった。
ただそれを深く考えていいのかどうか、俺には分からなかった。

これを本当に酔っ払いの戯言で片付けていいのだろうか?
それとも、アルコールによって導き出された小鳥さんの本音なのだろうか?

「らいたい! ぷろりゅーさんもぷろりゅーしゃんれすよ!」

「えっ?」

「その気もないくしぇに、わらしを もれあそんれん……
 もれあしょ……もれあそんれんれん…………げふぅ………」

「むしろ今もてあそんでるのは小鳥さんのほうでしょ」

「ぷろりゅーしゃんのばか」

「と言われましても……」

「ばかばかばかばかばかばかばかばか」


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