過去ログ - 杏子「お、ほむ焼きの屋台だ」 仔ほむほむ「ホミュェエエェェッッ!!!…」
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97:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2012/08/28(火) 15:48:32.12 ID:ZyWHKYol0

「仔まどはあきらめろ…まどまどもあそこに一匹じゃ寂しいだろう…一緒になれたんだったら仔まども嬉しいと俺は思うぞ…」ツンツン1

「ホマァ?…ホム…マドカァ…マド…カ…」ポロポロポロ…


ほむほむの頭を軽くつついて慰めてやると、どうやらほむほむもあきらめたようだ…うーん単純だなぁ…。


「それよりも…お前にはまだ、仔ほむが居るじゃないか!」スッ…

「…ホミー…ホミャー…」Zzz…


…仔ほむは緊張感も無くパンにもたれて眠ってしまっていた…なんかこいつだけ平和だな…。


「ホッ!?ホムムー!!!」テテテ…ペチペチ…

「…ホミャ?…ホミャア…」ファア… ノビー…

「…ホムゥ…」ペタン… ポロポロポロ…

「ホミャア?」キョトン


ほむほむは水槽に走りよって仔ほむを起こすと…その場に崩れ落ちてまた鳴きだした…仔ほむはそんなほむほむを不思議そうに見る。


「…『親の心、子知らず』って言葉がぴったりだな…ほむほむの苦労をお前も経験した方がいいな…」ヒョイ!

「ホミャ!?」プラーン…

「ほら!まどまどの形見だぞ!」グルグルグル… ギュッ!!

「…ホミ?…ホミュン?」ニギニギ…


俺はまどまどに結んであったテグスを仔ほむに巻いてやった…仔ほむはまどまどと同じようにテグスを不思議そうに握る…。


「ほら!」ポイッ!

「ホミュッ!!」ビタン!

「ホムムー…」テテテ…ギュッ! ペロペロ…

「ホミャアアァァ…」ギュー… ビエエェェ…ン


仔ほむを地面に落とすと急いでほむほむが走ってきて仔ほむを抱きかかえた…仔ほむもしがみついて泣き出す…。


「やっぱり親子はこうでないとな!…もう水槽は片付けるか…パンは置いといてやるよ!」ポーン! ポトン

「ホントはお前らを飼えないんだけど、今回は特別だ!家には入れられないが俺の親が旅行から帰るまでここで飼ってやるからな!」

「…ホムゥゥゥゥ…」ペロペロ…

「…ホミャアアァァァ…」エグエグ…

「…聞いてるか?…まぁいい…じゃあ俺の用事は終わったからまた寝るわ…じゃあな!」ガチャガチャ… スタスタスタ…


俺は水槽など、使った道具を一抱えして物置に向かった……!?…何かが俺の視界をかすめる…。


「…なんだ?…」

「……」「……」


…少し離れた植え込みの中に、二匹の猫が居るのが見えた…。


「ん!?…あ!…さっきの子猫と……その親か?」



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