過去ログ - 【咲】京太郎「夏休みだ」霞「夕方の挨拶ってなんだったかしら？」【安価】
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652: ◆wQz2C0W.uk[saga]
2012/09/02(日) 21:09:32.24 ID:gaPwV8hVo






　眼が覚めると、台所の音が聞こえてきた。

　とんとん、とんとん。規則正しい音に、つい昔の事を思いだす。

　そしてあの時の自分のモチベーションと―――何故、自分がそうしたのかを。


　京太郎「ああ……手伝いますよ、俺」


　疲労、或いは酔いから倒れ込んでいた様だ。

　開口と共に告げて、起き上がって台所の方へと向かう。


　霞「あら、もう起き上がって大丈夫なんですか？」


　京太郎「はい……元より、ちょっと中てられただけみたいですからね」


　実際、身体機能は落ちていないし、少し脳が寝惚けているだけだ。

　手伝いを買って出て、その報酬も貰う以上、いつまでも寝転んでいる訳にはいかない。


　巴「あの……須賀さんって、料理もできるんですか？」


　京太郎「はい。といっても、あくまで“普通”ですけど。頬が落ちるほどの美味なんて望むべくもありませんけど、レシピ通りに作る程度なら」


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