過去ログ - 淡「私が都落ちか…」京太郎「大星がそれ言うと洒落にならねえな…」 2スレ目!
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971: ◆pCll5Zr.d.[saga sage]
2012/09/22(土) 22:05:15.95 ID:gBh5IdOMo
「来たぞ、『先生』。」

「遂にここまで来たか、須賀京太郎…いや、仮面ライダーBLACK。」

「お前達の企みもここまでだ!覚悟しろ!」

「友はおろか、君を思慕していた者までも手にかけるとは…存外に冷酷なのだな。」

「それは、お前達のせいで!」

「違うな…君は、君の言う正義…都合の為、エゴの為に彼ら彼女らを殺したのだ!」

「…違う!」

「違わないな。これは私の私見ではなく、単なる事実だよ。君はやはり、こちら側の人間だという事だよ。」

「…確かにそうかもな。」

「だろう、なら」

「それでも俺は、お前達ゴルゴムを見逃す訳にはいかない…懐柔される訳にもいかない。」

「!」

「俺は、正義の味方ではなかったのだろう。だからこうして、お前に論破されたのだ。」

「その程度の考えで、なおも我々の崇高な使命を阻むというのか?」

「それでも、俺はお前達を戦わねばならんのだ!お前達に、生ける者達のこれからを決められる訳にはいかない!」

「愚か者には導き手が必要だと、まだ解らないのか!」

「俺には何も解らない…解らないから足掻くんだ!生きるという事は、そういう事だ!」

「無知故に、命の意味が成立する…そういう考えか。面白い。」

「そんな大層なものではないさ…結局の所俺はただ、咲を奪ったお前達が許せないだけだ。」



「…君が、殺したんだろうに。」

先生は、見るに堪えないという態度で京太郎を見据えた。彼の忍耐は、そこで限界に達したのだ。

「ゆ゛る゛さ゛ん」

「何を、許さないというのだ?」

「俺は終わらせる…咲を奪った原因となる全てを滅ぼして、平穏を勝ち取るのだ!」

「それは、君個人にとっての平穏だろう?正義の味方が、聞いて呆れる。」

「…正義の味方では、無いと言った!」


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