19:みの ◆hetalol7Bc[sage]
2012/08/27(月) 03:25:18.17 ID:87tC1tni0
老人が廊下の奥に行って見えなくなると、遠くで女の人と話しているのが聞こえた。
どちらかが何か言うと二人はこそこそと内緒話をするような声になったが、すぐに話を切り上げて老人が戻ってきた。
老人「二階の部屋をひとつあてよう。なぁに、ちゃんと仕切りがあるから大丈夫だ。
外の空気が吸いたくなったら、屋上を開け放してあるから出てみるといい。」
男「ありがとうございます。」
女「ありがとうございまーす。」
老人「そら、ここだ。」
部屋の前まで案内して老人は階段を下りていった。
「02」と数字が彫られたプレートの貼ってある扉を開けて入ってみると、
広めの部屋が三つくらいに区切られていて、うち二つにふかふかのベッドが置いてあった。
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