18:みの ◆hetalol7Bc[sage]
2012/08/27(月) 03:22:52.03 ID:87tC1tni0
老人「はいはい、お泊りで?」
男がどう答えればいいか、自分たちに起こったことをどう説明すればいいか困っていると、老人が心得たふうに言った。
老人「ああ、ここは銀河ステーションといって、ここら一帯のほとんどの建物は、お前たちみたいな迷い込んだ人を休ませたりする施設なんだ。」
女「ステーションってことは、汽車が来るんですか。」
老人「ああ来るよ。ここに来た人らは、みんなそれに乗ってくんだ。次へ進むためにな。」
男「何時に来ますか?」
老人「次の十二時。ちょうど短い針が一週した頃だな。
ところで二人ともずいぶん眠たそうだな。良かったら休んでいくか。
この民宿じゃあ、汽車の時間まで泊まるだけならお代はかからないからな。」
女「ええ、いいんですか?」
老人「いいともさ。どれ、少し待ってろ。」
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