過去ログ - 勇者「時代は変わり」魔王「風と共に去りぬ」
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148: ◆2GCrAwA30Q[saga]
2012/09/30(日) 14:07:55.74 ID:2saX7b470

――だがそれは、人間側に竜騎士を迎撃する為の用意が整っている場合の話だ

歩哨伍長「マズイぞ」

歩哨伍長の額に冷や汗が流れた。
第20歩兵連隊には砲が無く、せいぜい小銃がある程度。
その数も2千名に過ぎない。

歩哨伍長「連中が分散して市街地を襲えば……」

街全体を防衛するには兵隊の数が足りないのだ。
竜騎士を小銃で迎撃する事も不可能ではないが、
その為には一定数の兵力を密集させて弾幕を張る必要がある。
決まった拠点を守るだけなら兎も角、脚の速い竜騎士相手に追随し、
隊を密集させ、狙い、弾幕を張るのは不可能だ。

市街地にブレスで手当たり次第に火を点けられれば――

歩哨伍長「――!」

そう考えている内に、敵が動き出した!
雑な編隊を組みながら、こっちへ向かって直進して来る!

歩哨伍長「いかん!」
歩哨伍長「整列!整列!」



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