過去ログ - ビッチ
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690:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/03(月) 23:55:57.40 ID:iY2oifS4o

 これはお世話になっている叔母さんを救うためだ。僕はそのときはそう考えてた。でも
冷静に考えればこの対処方法には合理的な理由がない。甥にキスされれば叔母さんが襲わ
れた悩みを忘れるとでも言うのか。

 忘れたとしてもそれは最初のつらいいできごとを二度目のつらいできごとで上書きして
いるだけかもしれない。僕なんかに抱かれて突然自分の唇を奪われることだって十分以上
に嫌な経験なのだろうから。

 明日香の言葉が脳裏をかすめた。



『いいの。叔母さんがお兄ちゃんを求めるなら応えてあげて。お兄ちゃんが叔母さんを抱
きしめてもキスしても嫉妬しないように頑張るから』



 求められてさえいないじゃないか。僕はそう思った。これは自分の腕の中で震えている
叔母さんの華奢な肢体に対して性欲をぶつけているだけではないのか。明日香の言葉を、
叔母さんを救うのだという目的をいいことに自分の中の衝動にしたがっただけの行動では
ないのか。

 それでも僕が長いキスを続けていると叔母さんの強張っていた体が柔らかくなった。叔
母さんはもう僕に抵抗しようとしなかった。次第に罪の意識が薄れた僕は必死で叔母さん
の体を自分の方に抱き寄せながら、叔母さんの口内を夢中になって探索しはじめた

 これまで力なく下に下ろされていた叔母さんの腕が僕の首に回された。叔母さんの細い
腕が考えていたより強く僕に巻きついてくるのを感じながら、僕は長いキスを半ば無理矢
理に叔母さんに強い続けた。


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