過去ログ - 【聖杯戦争】やる夫はステゴロワイヤーアクションで戦うようです
1- 20
22: ◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:39:26.32 ID:K8r29XpB0

 起き上がった大佐は激昂したが、すぐに平静を装いつつ、やらない夫に迫った。

 熱気冷めやらぬ大佐は言葉を失い、代わってやらない夫から先に
しかし、万能の願望機とはどういうことだ。聖杯は願いを叶えるとでも?と切り出した。

 そうだ。聖杯はどんな願いも叶える。と大佐は震える口を尖らせて答えた。

 誰も聖杯を手にしたことはないはずだ。とやらない夫が返し、
真紅嬢も、今回の伊勢の地の聖杯戦争は《対邪神組織》が目論んだ物に過ぎないのだわ。
彼らの目的は外宇宙の敵性と戦うこと。そのためには手段を選ばないと聞くわ。と続けた。

 大佐、彼らの目的を知っている?真紅嬢の言葉に大佐は応じる。
無論、この件の仔細は私が調べ上げさせている。《対邪神組織》に関してもな。

 疑問に答えよう。と大佐。
                                  サーヴァント
まず聖杯戦争における聖杯の信ぴょう性は七騎の「使い魔」によって示されている。
「使い魔」は本来、低俗な霊を降霊術によって召喚、使役するものだが、
聖杯戦争のそれは、格が違う。伝説や神話に歌われた英霊たちを呼び出すことができるのだ。

 聖杯は己の存在を立証するとともに、七人の選んだマスターに七騎の英霊を「使い魔」として与える。
英霊を召喚し、使役するなど魔術師の力では及ばぬ技であることは理解できるだろう?

 それだけで聖杯を信じろと?とやらない夫は引き下がらなかったが大佐は意に介さず、
いずれにせよ、人知を超えた力を我が軍が得られる好機だ。と答えた。

 そして《対邪神組織》に対する回答でもあろう。と大佐は続けた。
確かに、魔術師ではない私には実感ができないが、英霊、神話に出てくるような存在を
自由に従える力があるとすれば、競い争う動機には十分のはずだ。

 仮にも一国の軍隊が得体の知れない物を争うの?と真紅嬢

 得体が知れぬとは、魔術師らしくない発言だ。と大佐。
俺は魔術師ではないが、この力を認めよう。それに20世紀、我々人類の常識は、尽く破られ続けている。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
59Res/90.19 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice