過去ログ - 【聖杯戦争】やる夫はステゴロワイヤーアクションで戦うようです
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◆ylCNb/NVSE
2012/08/30(木) 18:42:33.97 ID:K8r29XpB0
あれが「使い魔」。と真紅嬢は素直に驚いた。
アサシンクラス
「暗殺者の座」を得て、現界した俺の「使い魔」だ。と大佐は真紅嬢の驚きに答えた。
英霊たちは七騎、それぞれ特徴を備えた座を得て現界する。
これはそれぞれの特性が争いに、駆け引きの妙を含ませるための差配らしい。と大佐は付け加えた。
而して、俺の話を信じる気になったか、七人目のマスターよ。と大佐はやらない夫に声をかける。
いまだ痛みと生死の境をさまようやらない夫は、ようやく大佐の姿を捉えて立ち上がった。
命を助けられた礼はしなきゃならんな。とやらない夫。
10代にわたって何の実績もない我がビップ家を慰める程度の財産は、約束できるんだろうな?
阿部大佐は我々を地下に用意された、魔術師の工房に通した。
そこには、ようやく私が見た魔術らしい光景で、魔法陣とさまざまな機器が配置されていた。
英霊の召喚を執り行う用意はできている、ってか。とやらない夫が大佐に投げかけると、
貴様のためではない。俺の部下が使ったものがそのままにされていただけだ。と答えた。
ここで物陰から小柄な女性が大佐に駆け寄って、断りなく立ち入ったことに抗議している様子だったが
大佐は気に止めることなく話を進める。
呪文を唱えれば英霊は召喚される。驚く程に簡単だぞ。殆どは聖杯の助けによって儀式は進む。
大佐に促されるまま、やらない夫は魔法陣の中央に進み出ると呪文を唱え始めた。
いきなり腹を殴られたような空気の振動と、爆弾が破裂するような衝撃が部屋中を駆け抜ける中、
光だけが強まって私たちの視界を完全に奪い去る一瞬、次の瞬間に暗転した。
目を凝らすと、そこには不格好な青年が立っていた。
しばらく辺りを見渡してから、問おう、どちらがやる夫のマスターですかお?と大佐とやらない夫に声をかけた。
すぐに右腕の「令呪」を示してやらない夫が、俺だ。と答えると青年が向き直って答えた。
やる夫がキャスターですお。
キャスタークラス
青年は自らを魔術師の座の英霊であると宣言した。
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