11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関西地方)[saga]
2012/08/30(木) 23:09:32.22 ID:i6e9y6l20
◇
妹「……うわ、降りそう」
教室の寂れた窓の桟に手をかけながら見上げた空はどんよりとした曇り空で、今すぐにでも雨粒がぽとぽとと落ちてきそうだった。
窓際の机に投げ出すようにして置いた鞄を探らずとも、折り畳み傘は出してある。
けれど鞄の横のくたびれたそれは、骨が折れていて使い物にはならないだろう。
放課後、いつもなら既に家に帰ってる時間。こんな雨の日に限って、私は面倒ごとに巻き込まれる。
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