過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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111:投下[sage saga]
2013/01/21(月) 16:03:46.42 ID:gv+4GrYY0

 女性との勘違いが全てとけた後、私は一人であるところに向かった。

 神社の裏手の雑木林を進み、その途中の枝葉で隠された通路をくぐる通る。
 少し高い草が生えている獣道を歩き、斜面が楕円状になっている丘を上った。

千早「!」

 丘の向こうはは絶景だった。
 祭りの光に空の暗闇、それらが幻想的に混じり合った世界。
 そしてそれらが一望できるこの場は、月の光が優しく照らしてくれる……まさに孤高のステージだろう。

 …………歌いたい……!

 素直にそう思う。
 さっきのステージのように焦りや苛立ちからの逃げではなく、心からの優しい渇望。
 あの日、春香や事務所の皆が取り戻してくれた輝き。

 でもそれは少し待たないといけない。

P「…………千早」

 彼と決着をつけるまでは……



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