過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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118:>>117は訂正じゃありません[sage saga]
2013/04/05(金) 10:25:47.69 ID:0R6wacU40

P「……無理だ」

 けど、その言葉を聞いたからかあちこちにさまよっていた
プロデューサーの目の焦点は私に定まり、明確な拒絶を告げる。

P「お前と一緒にアメリカに行くことはできない」

 プロデューサーのほうもあの日の再現のように同じ言葉を繰り返した。

 ここまではあの日と同じ。変わらない言葉に変わらないプロデューサーの顔。

千早「じゃあ……」

 けどあえてそういう意図があった私はともかく、プロデューサーまであの日と同じにする理由はない。
 それなのになぜかそうした……そうせざるをえなかった理由を知った
今の私だから次の言葉を言うことができた。



千早「『一緒』じゃなければ……一年後、準備ができたプロデューサーなら、
   私のプロデュースをしにアメリカに来てくれますか?」

P「!」



 調律が必要だった。
 お互いに不器用がゆえに外れてしまった私とプロデューサーの調律をはじめからすればよかったのだと今になっては思う。


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