過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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39:投下[saga]
2012/09/03(月) 09:29:48.46 ID:q9Eu6BAv0

「……如月さーん?」

千早「は、はい……?」

「少し怖い顔をしていましたが、どうかしました?
 はっ! やっぱりこんなオンボロステージに立たされて怒っているとか?」

千早「い、いえ少し緊張していただけです。その……人前で歌うのも久しぶりですから」

「そうでしたか。いやーこんなステージでも緊張感を持って歌ってくれるとはありがたいですね。
 それにしても、険しい顔をしていても絵になるなんてさすがトップアイドル。
 私の彼女なんて怖いのなんの……」

 司会者の声を流しながら歌に向けて集中を高める。

 早く歌いたい、歌って今日のことも彼のことも早く終わりにしたい。
 また歌だけが全てだったころの私に戻りたい。

 そんなことを思いながら私は歌う瞬間を待ち望んでいた。



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