過去ログ - 千早「不器用な私と不器用なプロデューサー」
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96:投下[sage saga]
2012/11/17(土) 10:35:52.58 ID:vmIMZt9+0


千早「ほ、本当ですか……?」

 内心、すでにホッとしていたけれど、形として聞き返す。

「本当だって。いままでの俺の言動から信じるのは難しいかもしれないけど、
今言ったことがまったくの適当で言えることじゃないだろ?」

千早「す、すみません。疑っているつもりじゃないんですけど……」

 たしかに、私が活動休止したことから活動再開するときに心機一転として、
プロデューサーとのタッグ解消は思いつくかもしれない。
 けど、海外に行くなんて、それも国名を当てられるのは、適当に言って当てられるものではないだろう。

「まあ、如月さんが信じてくれたからそのことは良しとして、
ここからが本題なんだけど……如月さん、まだあいつと、プロデューサーと仲直りしていないんだよね?」

千早「……別に、喧嘩なんてしていませんから、仲直りなんてする必要がありません」

 この言葉に間違いはないはずだ。
 私たちはこれからお互いに違う道を進んでいくから解散した。それだけのことであり、
あのテントでのことだって彼がいつまでもプロデューサー面していることに私が気を立てただけだ。

 だから喧嘩なんてしていない。

 なのに男性は呆れたようにため息をついた。




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