157:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 15:58:59.29 ID:Pbrpli9J0
――終着駅
貴音「今です!」
冬馬「グッ!」
158:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 15:59:25.81 ID:Pbrpli9J0
――東都シティホール【ゲーム会場】
小鳥「貴音ちゃんたちは!?」
P「まだ何も反応がありませんね……」
159:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 15:59:55.35 ID:Pbrpli9J0
――【トランセル】内部 電子空間 【ゲーム選択空間】
貴音「…………」
冬馬「…………」
160:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:00:25.50 ID:Pbrpli9J0
冬馬「おう、起きたか。四条」
冬馬「どうやら勝負はお前の勝ちみたいだな」
貴音「勝負?」
161:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:00:59.49 ID:Pbrpli9J0
遼「いつからそれに?」
貴音「あ……」
遼「大丈夫だよ。現実世界との交信は切れてるから」
162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:01:31.54 ID:Pbrpli9J0
貴音「あなたは私達を危険な目に合わせながらも、なんとか信頼しあって危機を乗り越えるのを期待してたでしょう」
貴音「希望を潰す。それは表の意思表示であり、裏である真意は希望を見失わないこと」
貴音「そう伝えたかったのではないのでしょうか?」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:02:03.11 ID:Pbrpli9J0
遼「…………」グスッ
遼「天ヶ瀬さんのデータを借りて、ゲームに参加したかったのは一度くらい友達とゲームで遊びたかったんだ」
遼「周りは大人ばっかだったし、いつも実験や仕事ばかりだったからね」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:02:35.96 ID:Pbrpli9J0
遼「それに羨ましかった。離れていても常に信頼できる仲間がいるあなたたちが」
遼「あなたの上司、プロデューサーさんだっけ?あの人が僕の思いを、仇を取ってくれた」
遼「お礼を言います。ありがとうございました」ペコリ
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:03:04.18 ID:Pbrpli9J0
貴音「遼殿の心はいつまでもこの【あーく】に存在し続けるのでしょう?」
遼「…………いいや。僕のような人工知能が生きていれば、きっと誰かが悪事を働いてしまう」
遼「人工知能なんて、まだ生まれるべきじゃなかったんだ」
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:03:47.34 ID:Pbrpli9J0
――東都シティホール【ゲーム会場】
ザワ ザワ
客「むぅ……」
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