162:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:01:31.54 ID:Pbrpli9J0
貴音「あなたは私達を危険な目に合わせながらも、なんとか信頼しあって危機を乗り越えるのを期待してたでしょう」
貴音「希望を潰す。それは表の意思表示であり、裏である真意は希望を見失わないこと」
貴音「そう伝えたかったのではないのでしょうか?」
163:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:02:03.11 ID:Pbrpli9J0
遼「…………」グスッ
遼「天ヶ瀬さんのデータを借りて、ゲームに参加したかったのは一度くらい友達とゲームで遊びたかったんだ」
遼「周りは大人ばっかだったし、いつも実験や仕事ばかりだったからね」
164:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:02:35.96 ID:Pbrpli9J0
遼「それに羨ましかった。離れていても常に信頼できる仲間がいるあなたたちが」
遼「あなたの上司、プロデューサーさんだっけ?あの人が僕の思いを、仇を取ってくれた」
遼「お礼を言います。ありがとうございました」ペコリ
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:03:04.18 ID:Pbrpli9J0
貴音「遼殿の心はいつまでもこの【あーく】に存在し続けるのでしょう?」
遼「…………いいや。僕のような人工知能が生きていれば、きっと誰かが悪事を働いてしまう」
遼「人工知能なんて、まだ生まれるべきじゃなかったんだ」
166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:03:47.34 ID:Pbrpli9J0
――東都シティホール【ゲーム会場】
ザワ ザワ
客「むぅ……」
167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:04:21.43 ID:Pbrpli9J0
貴音「……ふぅ」
春香「貴音さん!」タタタ
千早「四条さん!」タタタ
168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:04:56.66 ID:Pbrpli9J0
響「貴音ー!!」
貴音「響!」
響「うわーん!良かった!また会えたぞー!」グス
169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:05:29.58 ID:Pbrpli9J0
小鳥「響ちゃん!貴音ちゃん!」タタタタッ
響「あ、ぴよ子!」
小鳥「よかった……!ほんとにしんぱいしたんだから!!」グズグズ
170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:06:12.11 ID:Pbrpli9J0
P「貴音」
貴音「おや、あなた様」
P「お疲れ様。名推理だったな」
171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/09/02(日) 16:06:46.67 ID:Pbrpli9J0
『深刻なエラーの発生により【アーク】システム・強制終了いたします』
『シャットダウン完了――』ブツン
貴音「!」
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