過去ログ - 魔王「覚悟するがよい、魔王よ」 その4
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105: ◆KzQg0Q/KK6[sagesaga]
2012/09/22(土) 09:30:53.26 ID:YboTq7Tw0
側近「まず私がすべき事は体を鍛えるですよね!」

魔物「あれ、病み上がりなのに張り切ってるね。大丈夫?」

側近「魔王様のお相手をするには私の体は少し貧弱すぎます。魔法使いタイプだからなんて甘えは通用しない」

側近「時代は近接戦闘もいける魔法使いを必要としているのです! 違いない!」

魔物「魔王様の相手をする子に限られると思うけどね」

魔物「そうそう、体を鍛えるならここなんてどうかな」ス

側近「これは?」

魔物「知り合いが最近開いたムエタイのジム。最近できたらしくて」

側近「へぇ……」

魔物「まだ入会人数が全然みたいでねぇ。せっかくだから覗いてみては?」

魔物「今なら初回入会特典で〜〜〜」

側近「ではさっそく行ってきますね! ムキムキになって帰ってきますよ!」ピュー

魔物「若いって素晴らしい(笑)」


〜〜〜魔王城下町付近・ジム


< エイッヤー イー セイヤ ヨサコイサ アッー

側近「たのもぉーーーっっ!!」バンッ

師範「帰れッ!!!」

側近「えぇ……」

側近「お金ならあるんです。気力もたっぷり。大丈夫ですから!」

師範「むっ、財布に蛇の抜け殻入れてる子なんて久しぶりに見たな」

師範「ウチは漢の魔ムエタイジムだぞ。女子供なんぞダメだ」

師範「すぐに根を上げるに違いあるまい。だから帰れ」

側近「帰れません!!」

側近「お願いですから私の心も体も一から叩き上げてください。このままじゃ生きていけないのです」

側近「どうか、どうかっ!」

師範「……お主、地獄をまだ見ていないな?」

側近「は」

師範「よかろう。何処の誰かさんかは問わん。お主の根性がどう続くか見せてもらうぞ」

側近「と、ということは」

師範「黙って我に着いてくるのだ! ここから先、一歩でも足を踏み出せば……後戻りはできぬ」

師範「来るか!?」

側近「はい!」グイ


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